二日目の今回はフィルム施工。
納車そのままの車両では、駐車していても信号待ちをしていても、中で人がいるのか、何をしているのか、中に何が置いてあるのか丸見えな状態なため、リラックスできず防犯上も危険であるため、早期に施工したいと考えていました。
とはいえ、もちろん自分で施工したことなどないため、フィルム施工のメリットから施工手順まで確認しながら進めていきたいと思いますので、フィルム施工を検討されている方はぜひご一読ください。
フィルム施工のメリット
まずは、フィルム施工の主なメリットを3点紹介します。
断熱効果・冷暖房効率アップ
-
紫外線や赤外線をカットし、夏の車内温度上昇を抑える。
-
冬は暖房の熱を逃がしにくくなる。
-
結果として冷暖房効率が良くなり、燃費向上にも貢献。
UV(紫外線)カット効果
紫外線を約99%カットするフィルムが多く、肌の日焼けや車内の内装劣化を防止します。
プライバシー保護
-
外から車内が見えにくくなるため、防犯効果やプライバシー保護に有効。
-
特にリアガラスや後部座席などは荷物を置いて車を離れることが多いため有効です。
ガラスフィルム施工の手順
メリットを知っていただいた上で、ここからが本題。ガラスフィルム施工は業者に依頼することが一般的で自分でできるの?素人が施工するには難易度は?といったところを作業工程とともにご紹介致します。
まず準備物
1 カーフィルム
“大きなフィルムを購入してヘラとカッターでカット”という方法もありますが、こちらは玄人の方ならともかく、素人で行うには非常にハードルが高いと思うので、“車種専用のカット済みフィルム”を購入しましょう。
Amazonなどで「〇〇(車種)・フィルム」と検索すれば、いくつか出でくるのでその中から選べます。カット済みであることはもちろん。カット手順の説明書がついているものや、“スキージー”というフィルム施工専用のフェルト製のヘラがついているものもあるので、セット内容も決めての一つにしてもいいと思います。
2 霧吹き(百均のもので十分)
3 中性洗剤(食器洗剤等)
4 ヘラ(硬い素材であるとフィルムを傷つける可能性があるので、柔らかいものがオススメ)
以下、工程のご紹介です。
施工箇所の洗浄・脱脂
まずガラス面の汚れ、油分、ホコリなどを除去します。
① 霧吹きの容器に中性洗剤を数滴垂らし、水500mlほどで薄めたものを用意します。(濃度はアバウトで構いません)
②霧吹きで数回吹き付け→スクイージーでしっかり水気、汚れを取る。
この作業を1〜2回行い、十分に汚れを取ります。
貼り付け準備(スプレー施工液)
①対象となるガラスによって形状が異なるので、ガラスとフィルムがしっかりフィットすることを確認します。
※私の購入したものには、それぞれどこに適合するものか表記がしてありました。
(R1⇨リアの1枚目、R2⇨R1の更にリア側用とのこと。親切で助かりました。)
②先ほどの霧吹きでガラスとフィルム両面を濡らします。
フィルム両面を濡らすことでスキージーの動きもスムーズになり、気泡を抜く作業が格段にスムーズになります。
フィルムの貼り付け
①フィルムをガラスに乗せて位置を微調整。
②位置が整えば、スキージーでまず上端を密着させ、そこから下へ下へ向かって気泡と液を押し出してやると綺麗に密着します。
これで1枚完成です。
あとはこの作業を繰り返すだけ。とはいえ慣れない作業なので最初は無茶苦茶慎重になり時間がかかりますが。。。
乾燥・定着期間
施工直後は水分が残りますが、通常3日~1週間で完全に乾燥・密着します。施工完了後は嬉しくなり、出かけたくなりますが、密着が十分ではないので窓を開け閉めするとせっかく合わせたフィルムがズレる可能性があるので、我慢しましょう。
施工終了
夢中になって作業していたため、一切の工程写真なし。もはや解説する気なしですよね。
申し訳ありません。。。
ですが施行後はこんな感じになりました。
冒頭の写真と同じ右後方の写真です。夢中になって作業していたらすっかり暗くなってしまいましたが、初めてにしては、なかなかの出来栄えではないでしょうか?
信号待ちや多少近くを通られるぐらいでは全く中の様子は見えなくなりました。
ちなみに今回購入したフィルムは可視光線透過率10%、紫外線カット率99%の『ダークスモーク』として販売されているものでした。より濃い『スーパースモーク』という可視光線率5%のものもあったのですが、夜間の運転のことも考慮し1つ明るいものにしたのですが、普通の距離感で見る分には全く車内の様子は見えないため、とりあえず私の用途では正解であったと思います。
最後に施行の難易度としてはそれほど高くなく、明るい時間帯に作業すれば、気泡もほとんど入ることなく綺麗に仕上がると思うので、最初のDIYとしてはオススメです。
高級車や高価なフィルムで施行される場合、万が一失敗した時に後悔する可能性もあるのでオススメは致しませんが、、、
また明るい時間帯に作業すれば、といったのは私の作業開始時間が夕方であったため、準備している間に暗くなり、作業中に気泡に気付けず、フィルムが乾いてから気づくという私の失敗から伝えさせていただきます。
多少の失敗もDIYの醍醐味!と思える方、業者に委託するより大幅に安く、より車に愛着を持てるのでオススメします!
それでは、また。
コメント